ADDONES.利用約款

第1条(目的)
この「ADDONES.利用約款」(以下、「本約款」という)は、アジアフューチャー株式会社(以下、「当社」という)が提供する訪日韓国人向けコミュニケーションツールクラウドサービスADDONES.(アドワンズ)(以下、「本サービス」という)について定めるものします。本サービスの契約者(以下、「契約者」という)は、本約款第5条に定める申込をした時点をもって本約款の内容を承諾したとみなされ、本約款に拘束されるものとします。
第2条(定義)
1.「99sブログ」とは、当社が韓国語で運用更新するブログ形式の媒体(以下、「自社媒体」という)をいいます。99sブログは日本にサーバーを置くサイトと、NAVERのプラットフォームで構築されたものの2種類が存在し、その双方を指します。
2.「NAVER(ネイバー)」とは、韓国に本社を置くインターネットサービス会社が提供するポータルサイト及び同社が提供するその他のサービスを指します。
3.「ブロガー」とは、ブログ(WEBログ)を書いている者、WEB上で情報を発信している者を指します。
4.「パワーブロガー」とは、韓国のブロガーのうち、2008年から2014年までの間にNAVERから選ばれた公認パワーブロガーのうち、日本の情報の発信及び日韓の交流に寄与すると当社が判断したブロガーを指します。
5.「招聘」とは、当社が契約者との契約後に、当社の裁量で指定したパワーブロガーを、契約者と協議して決定した場所と日時に連れてくることを指します。
6.「本契約」とは、本約款で定めるところにより当社と契約者との間で締結する本サービスの利用に関する契約をいいます。
第3条(約款の変更)
1.当社は、必要と判断した時に、契約者へ予告することなく本約款の内容を変更できるものとします。
2.本約款の変更は、書面又はADDONESの公式ホームページ(https://addones.jp/)に掲示するほか、当社が適切と判断する方法により契約者に通知します。当該掲示等の後、当社が定める所定期間内に異議がない場合、又は契約者が本サービスの利用を継続した場合、契約者はこれを承諾したものとみなします。
3.本約款に定めがない事項については、当社の判断により内容を定めるものとします。
第4条(本サービスの内容及び変更)
1.本サービスの内容及び詳細は、当社が以下に定めるところに関する請負契約とします。
(1)最適な韓国人パワーブロガーの選定
(2)最適な韓国語ブログ記事の作成
(3)最適な記事アップロードタイミングの管理及び実行(4)(1)~(3)に付随するアテンド・通訳・翻訳・パワーブロガーからの助言確保を行う各業務
2.本サービスは当社と契約者とで、納品回数に関して個別に契約を行います。その際は覚書・発注請書などの書面を用います。
3.本サービスの内容は、契約者に事前の承認得ることなく変更されることがあります。その際は、書面又はADDONESの公式ホームページ(https://addones.jp/)に掲示するほか、当社が適切と判断する方法により契約者に通知します。当該掲示等の後、当社が定める所定期間内に異議がない場合、又は契約者が本サービスの利用を継続した場合、契約者はこれを承諾したものとみなします。
第5条(本サービス利用の申込と承諾)
1.本サービスの利用を希望する者は、当社が定める書面に必要事項を記入の上、当社の担当者に返送することにより、申込を行うものとします。
2.前項の規定により申し込んだ者(以下、「申込者」という)は、本サービス利用申込にあたって、当社に対して以下の事項を表明し保証するものとします。
(1)本サービス申込において申込者が述べた事実は、完全かつ正確であること。
(2)本サービスの利用は、第三者のいかなる権利も侵害しないこと。
(3)本サービスの利用にあたり、不法又は不正な目的をもっていないこと。
(4)本サービスの利用にあたり、本約款に違反する目的をもっていないこと。
3.当社は、本サービス利用の申込に対し、当社所定の基準により審査のうえ、これを承諾する場合には、承諾する旨の通知を行った時点で本契約が締結されたものとして、申込者は本契約の契約者として本約款の定めに拘束されるものとします。
4.当社は、次に掲げる各号のいずれかの事由に該当すると判断する場合には、本サービスへの申込を承諾しません。なお、当社は、かかる措置に関し、申込者に対し一切の責任を負いません。
(1)申込者が本サービスの利用者として不適切な場合。
(2)申込の際に提供した情報に虚偽の記載等がある場合又は申込時の事実表明に虚偽がある場合。
(3)申込者が韓国人に対して、日本人に対するものと同等の水準のサービスの提供を維持することができないと当社が判断した場合。
(4)パワーブロガーからのアドバイスを誠実に聞き、その実現に向けて努力する事が期待できないと当社が判断した場合。
(5)申込者が本約款の違反により本サービス提供の停止をされた、又は本契約の解除された事実があったことが判明した場合。
(6)申込者が関係法令又は公序良俗に違反した、又はこれらに違反するおそれがあると当社が判断した場合。
(7)その他申込者に本サービスを提供することが不適切であると当社が判断した場合。
第6条(利用料)
1.契約者は、当社が指定した支払条件に基づき、当社指定の預金口座へ利用料を支払います。なお、振込手数料は契約者の負担とします。
2.利用料等に賦課される消費税及び地方税は契約者が負担します。
3.本約款等に別段の定めがある場合を除き、本契約が解除その他いかなる理由で終了した場合でも、当社は受領した利用料等を返還する義務を負わず、契約者は支払義務の生じた利用料等の支払を免れないものとします。
第7条(本サービスの中断及び中止)
当社は、契約者が次に掲げる各号のいずれかの事由に該当すると判断する場合には、予告なく本サービスを中断又は中止することがあります。この場合においても、当社は受領した利用料等を返還する義務を負わず、契約者は支払義務の生じた利用料等の支払を免れないものとします。
(1)営業ができない状態である場合。
(2)一部又は全部のサービスを提供できない状態である場合。
(3)取材活動が円滑に遂行できない場合
(4)その他招聘したパワーブロガー及び当社のスタッフによる取材活動が困難であると当社が判断した場合
第8条(取材活動後の情報の発信)
1.契約者は、当社又はパワーブロガーが作成するブログ等(以下、「発信情報」という。)の原稿を事前にチェックすることはできません。ブログの記載内容及び記載方法等に関しては、パワーブロガー又は当社スタッフの自由な裁量に委ねられ、契約者はこれに一切の異議を述べることができません。但し、当社は、契約者の住所、店舗名、商品名、商品の価格、営業時間その他客観的情報に誤りがあった場合に限り、速やかに訂正に応じます。
2.発信情報に関する韓国語の翻訳は、当社の基準に則って実施するものとし、契約者はこれに一切の異議を述べることができません。
3.すべての発信情報のアップロード日は、韓国のインターネット市場における検索の最適化を考慮した上で、当社の裁量に基づいて決定するものとします。但し、アップロード日は契約者に対し事前に通知するものとします。
4.すべての発信情報は、本契約が終了した後も、削除しません。但し、当社が削除することを相当と認めたとき又は第5条4項及び第7条に規定する事由に該当する場合には、予告なくすべての発信情報を削除します。
第9条(発信情報の修正)
1.発信情報は、当社がその修正の必要があると判断した場合に限り、修正されます。
2.発信情報の修正が契約者の希望によるものである場合は、契約者はその修正に要した作業費等を支払う義務を負います。
第10条(SNS等への転載)
1.当社が必要と認めたときは、予告なく発信情報を自社で運営するブログ又はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に転載することがあります。このとき、韓国人の一般的ブロガーや他のパワーブロガーの協力を得ることがあります。
2.契約者が当社のSNSへの発信情報の転載を希望する場合は、第6条の利用料とは別に転載のための費用を支払う義務を負います。
第11条(報告義務)
1.当社は、必要に応じて本サービスの内容、進捗状況について、適宜の方法により契約者に報告します。但し、契約者が当社仕様以外の書面送付による報告を希望した場合には、報告書作成費用を申し受けます。
2.当社は、本契約に基づく本サービスの提供が完了した場合、契約者に対し速やかに業務完了の報告をします。
3.韓国語による発信情報の日本語訳を求める場合は、翻訳料を申し受けます。
第12条(本契約の解約)
1.契約者が本契約の解約を申し出るときは、当社所定の方法に従い、書面又は電子メールにより解約の意思と解約日を申告するものとします。但し、いかなる場合であっても解約予告期間は45日を下回ることはできないものとします。
2.契約者は、当社に書面で通知することにより、いつでも本契約を解約の意思を表示することができます。なお、当社は、如何なる理由であっても、契約者から受領した利用料を返還しないことに契約者は同意するものとします。
第13条(本契約の解除)
当社は、契約者について次に掲げるいずれかの事由に該当すると判断する場合、何らの催告、通知をせずに契約者に対する本サービスの提供を中止若しくは停止し、又は催告を経ずに本契約を解除することができる。この場合、本サービスの中止若しくは停止又は本契約の解除により契約者に損害、損失又は不利益等が生じたとしても当社は一切の責を負いません。
(1)本約款又は本契約に違反した場合。
(2)本サービスの申込の際に提供した情報に虚偽があった場合又は申込時の事実表明に虚偽があった場合。
(3)本サービスの申込において、著しい誤解を招く情報、若しくは著しく誤った情報を提供した場合、又は重要な情報を隠した場合。
(4)本サービスの申込又は利用により日本その他の国の法令に違反した場合。
(5)第三者を誹謗中傷した場合、第三者の個人的情報(法人において秘密とされる情報を含む。)をその者の同意なく開示した場合、第三者に感情的苦痛を与える行為をした場合、第三者の商標権、著作権、名称に対する権利、知的財産権、既存のドメインに対する権利、その他の権利を侵害した場合(なお、第三者から当社に対して契約者によるかかる権利侵害行為の存在が通知された場合において、当社から契約者に対して当該通知の内容について問い合わせを行ったにもかかわらず、当社の指定する期間内に契約者が回答をしない場合には、当該権利侵害があったものとして本号を適用するものとします。)。
(6)利用料の支払いがないか、滞納した場合。
(7)本サービスの評価又は信用を意図的に毀損した場合。
(8)自らが振出した手形若しくは小切手が不渡りとなり、又は支払停止の状態に陥ったとき。
(9)銀行取引停止処分を受けたとき。
(10)第三者より仮差押、仮処分、差押、強制執行若しくは競売の申立、又は公租公課の滞納処分を受けたとき。
(11)破産、特別清算、民事再生の手続若しくは会社更生の申立を受け、又はらこれを申し立てたとき。
(12)解散、合併、減資、又は営業の全部若しくは重要な一部の譲渡等の決議をしたとき。
(13)発行済み株式又は持分の過半数が第三者に取得されたとき。
(14)監督官庁より営業の取消、停止等の処分を受けたとき。
(15)前各号のほか、当社が本サービスの提供又は本契約を継続しがたいと判断した場合。
第14条(免責事項)
1.当社は、売上の増加、集客人数の増加、経費の削減、助言内容、その他契約者に対してあらゆる効果を一切保証しません。
2.当社は、停電・通信回線の事故・天災等の不可抗力、通信事業者の不履行、インターネットインフラその他サーバー等のシステム上の不具合、緊急メンテナンスの発生等、当社の責に帰すべき事由以外の原因により、本約款に基づく債務の全部、又は一部を履行できなかった場合、当社はその責任を負いません。
3.契約者が他の韓国向けインバウンド広告会社と過去又は現在契約を行っている、又は行う予定がある場合は、当社のノウハウに基づいて想定しているweb上で本来発揮できるパワーブロガーの露出数そのものの効果に対して変数として作用し、相乗効果が期待できず、負の効果が現れる蓋然性が高まるため、想定しているすべての効果に対して責任を免れます。特に契約者が過去又は現在において、他の広告会社を通じてレビューブロガー(ネイバーが認定していないキュレーションブロガー)を招聘して、記事作成を行っている場合は、当社の広報施策が出せる効果に悪影響を与え、かつパワーブロガーへの評価に悪影響をあたえる可能性があるため契約を締結しない、又は解除することがあります。
4.韓国における為替や金利の変動、原子力発電所の事故の発生又はその真偽を問わずこれに関連する誤報や風評の発生、政変による世論操作、天候不良、航空機等の機材不調、テロ、クーデター、戦争、紛争、内戦、事件事故や天災、船舶や航空機の死亡事故等に基づく世論風潮の動向に感化された渡航忌避、国や自治体・学校・メディア等からの渡航自粛勧告の発行等の理由からパワーブロガーの招聘が不調、遅延、短縮等予定通りに行えなかった場合において当社はその一切の責任を免れるものとします。
第15条(守秘義務)
1.当社は、本契約期間中はもとより、本契約終了後2年間、本契約に関連して知り得た、相手方の技術上・営業上、その他、業務上の機密を、契約者の事前の書面による承諾がない限り、第三者に開示、又は漏洩しません。また、本契約以外に使用しません。
2、次の各号のいずれかに該当する情報は、秘密保持の対象から除外されるものとし、情報受領者は何ら義務を負わないものとします。
(1)情報開示の時点で既に公知の情報、又は情報開示後、情報受領者の責によらず公知となった情報
(2)情報受領者が、情報開示時点で既に保有していた情報
(3)情報受領者が、第三者から秘密保持義務を負うことなく正当に入手した情報
(4)相手方が、情報開示前に秘密情報でない旨の書面通知をした情報
3.当社及び契約者は、本約款に定める秘密保持義務の履行状況を調査できるものとし、互いの調査に協力するものとします。
第16条(個人情報の取扱)
当社が本契約により得た個人情報については、当社のプライバシーポリシーに基づいて取り扱います。
第17条(損害賠償)
1.当社は、本サービスの提供にあたり、故意又は重過失により、契約者に損害を与えたときに限り、契約者に対してその損害を賠償するものとします。但し、不法行為、債務不履行、その他請求原因の如何を問わず、当社は、いかなる間接損害、予見の有無にかかわらず特別な事情から生じた損害については、賠償の責任を免れるものとし、当社が責任を負う賠償額は、当該損害の発生した契約に関して契約者から受領した利用料をその上限とします。
2.契約者が、本約款等に違反し、又は本サービスの利用に関連して、当社に損害を与えた場合には、当社が本約款等の定めにより本サービス提供の一時停止、本契約の解除等をしたか否かにかかわらず、当該契約者は、当社に対してその損害を直ちに賠償する責任を負うものとします。
3.当社は、契約者の違反によって当社に損害が生じた場合は、契約者に対して損害賠償請求ができるものとします。
第18条(反社会的勢力の排除)
1.契約者は、自身、取引先が、反社会的勢力(暴力団、暴力団員、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標榜ゴロ、政治活動標榜ゴロ、特殊知能暴力集団又はこれらの団体の構成員、又はその他これらに準ずる者)に該当しないこと及び反社会勢力と一切関係 がないことを当社に表明し保証します。
2.契約者が前項に違反したとき、又は違反していたことが判明したときは、当社は何らの催告を要せず、ただちに本契約を解除することができるものとします。当該解除により、当社は受領した利用料を返還する義務は負わないものとし、契約者に損害、損失又は不利益が生じたとしても当社はそれについて責任の一切を負わないものとします。
第19条(準拠法)
本契約の効力、履行、解釈に関する準拠法は日本法とします。
第20条(裁判管轄)
当社と契約者とは、本約款及び本契約に関して紛争が生じた場合、福岡地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
第21条(本約款の発効)
本約款は2009年1月15日より発効します。
2010年11月15日改訂
2011年11月1日改訂
2013年4月1日改訂
2015年3月1日改訂
2018年1月31日改訂
2018年9月30日改訂
2019年9月24日改訂

アジアフューチャー株式会社 代表取締役 河東実